まあ、言うて言うは易しなんだけどね

サラリーマンです。 ランニングを習慣としていて、マラソンでサブ3達成を目標にしています。夢はピカチュウによる発電システムを確立させることです。 宛先はthisisnomi3@gmail.com

【本の紹介】人は生身で海をどこまで深く潜れるのだろう?

地上において世界最高峰のエベレストに登頂した人は4ケタを超えるのに比べて,フリーダイビングで海底の100メートルを超える深さに達しているのは20人くらいしかいないそうです.

 

この本はそんな深海に挑戦を続ける,日本のプロダイバーの篠宮龍三さんによる「プロダイバーとは何たるか」の本です.

 

 

素潜り世界一 人体の限界に挑む (光文社新書)

素潜り世界一 人体の限界に挑む (光文社新書)

 

 

篠宮龍三さんとは

生身,もしくはフィンを脚につけてプールや海を潜水する時間や距離を競うスポーツ「フリーダイビング」のプロです.

世界で水深110mよりも深くに到達したのはわずか7人であるのに対して,115mの自己記録を持っています(アジア人最高記録).

↓こちらで記録達成時の映像が見れます!

www.youtube.com

 

プロのフリーダイバーは大変?

元々はサラリーマンとして働いていた篠宮さんは27歳の時に脱サラして,ダイバー業に専念しています.

フリーダイビングの大会の優勝賞金は20~30万円程度だそうです.

深海に生身で繰り出すことは,F1レーサー等と同じように命を削るスポーツですが,大会で得られる賞金はケタ違いに低いですね.

ある意味で「割に合わないスポーツ」ですが,篠宮さんはそんなことよりもフリーダイビングの道を追求することを選んだようです.

お金持ちになるためにプロになったわけではなく,限りある時間をダイビングに注ぎ込むためにプロになるのがプロフリーダイバーのようです.

 

フリーダイビングの魅力は?

競技中は,急激な水圧の変化によって鼓膜が破れたり,酸欠によってブラックアウトするなど,様々な危険が常に隣合わせですが,それでも競技を続けたくなる魅力はなんなのでしょうか.

 

両手で数えられるほどの人間しか知ることのできない世界を、見て、感じることができる。かくも原始的でありながら魅力的で、なおかつ神秘的なスポーツが、フリーダイビングの他にあるだろうか。

と,篠宮さんは書中で語っています.

 

メジャーやマイナーは関係なく,人間の限界に挑戦していく姿勢はとても勇気がもらえます.

自分の基準で美しいと思えることを追求していくところは見習っていきたいところだなと思いました.