映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」を観てきました。
この映画は1995年に公開された「ジュマンジ」のリメイク版です。
元々は「ボードケーム」をプレイする内容でしたが、本作品ではそれが「TVゲーム」に変わっています。
・あらすじ
1996年、ある男が砂浜で見知らぬボードゲームを見つける。そのボードゲームの名前は「ジュマンジ」。
家に帰って息子のアレックスに渡すが、アレックスは「今時ボードゲームよりTVゲームだろ」と興味を示さない。
しかし、その夜「ドコドコドコ」という音とともにジュマンジはボードゲームからTVゲームに変化していた。
アレックスはおもむろにゲームをプレイしてみると、緑色の光とともにこの世から消えてしまった。
そこから20年後…
場面はとある高校に移る。
様々な理由で居残り部屋に入れられた4人の高校生男女は、部屋の中におもむろに置いてあった「ジュマンジ」を見つけ、プレイしようとする。
すると4人はTVゲームの中に吸い込まれ、ジャングル世界の中のキャラクターになってしまう。
4人に与えられたライフポイントは3。
そのライフポイントを使い切れば待っているのは死…?
果たして4人の高校生は現実世界に帰ることができるのか?
・感想①ザ・『ゲームみたいな映画』
映画では、ゲームあるあるな設定が多く仕込まれています。
例えば、下記の3つです。
①キャラ設定が「スキル/弱点」として明確に決まっている。
例えば、スキルが「地図製作」のプレイヤーは、他のプレイヤーには白紙にしか見えない紙から地図を読み取ることができます。
また、弱点が「ケーキ」のプレイヤーはケーキを食べるとえげつないことが起きます。(一応伏せておきます笑)
②プレイヤー以外のキャラクターは決まったことしか喋らない。
決まった質問をしないと答えてくれないし、ずっと固まっていたりします。
③ライフポイントがある。
ジャングルの中は危険がいっぱいで、プレイヤーは結構簡単に死にます。
でもライフポイントがある限りは復活します。
復活するときは空から降ってきます。
ゲームっぽいですよね笑(ちなみにこのライフポイントという設定は劇中で結構重要なメッセージを伝えるための伏線となっています。)
最近、「映画のようなゲーム」は結構あるじゃないですか?
映像がリアルだったり、ストーリーが作り込まれてたり。
ジュマンジはその逆で、「ゲームのような映画」なんですよね。
その感じが私にとって新鮮でした。
・感想②現実世界はハードモードなゲーム
物語の終盤で、ライフポイントが残り1となった主人公は死ぬことにビビって行動を起こせなくなってしまいそうになります。
その時仲間がかけた言葉が
「現実世界はいつもライフは1だ。でもそれが人生だろ。」
でした。(完璧な引用ではないですが)
言われてみれば確かにそうで、
現実世界は1回死んでしまえば、生き返れない。
ジュマンジでは、ライフを1つ犠牲にして大胆な行動を取ることもできましたが、現実世界ではそうはいかない。
そんな世界で我々は生きているのかと思うと、現実世界はハードモードなゲームなのだなあと感じました。
とまあ、そんなしみじみしたところもありつつ、全体的には爽快アクションやわかりやすいギャグが満載なアトラクションムービーになっているので、家族・友人・恋人・一人と色んなメンバーで観に行ける作品になってます。
そんな感想でした!
以上!